研究・開発

脳1

創造支援技術研究所が取り組むシステム開発における研究・開発の
基本方針や原則、考え方についてご紹介します。


1.人の創造力を一層引き出すことに寄与するシステムを開発します。

創造支援技術研究所では、人がもつ創造力を十分に発揮できるようにするための環境やツールとしての情報システムを開発します。
「人の能力をより一層引き出せる環境としての創造支援システムの提供」を目標とし、メンタルモデルやゲシュタルトに代表されるような、意識せずとも機能する人の脳の働きの活用や、アフォーダンスなど環境に存在する情報の活用をシステム開発の主軸として活動を進めています。


2.日常の活動で得た情報を、創造力発揮の支援にそのまま活用できるようにすることを重視します。

人の日常的な活動の中で生まれた情報をそのまま蓄積し活用できれば、余分な負荷を発生させずに効率的に有効な情報活用基盤が構築でき、その結果として情報活用がより円滑に行えることが期待されます。このような仕組みを作ることを理想としています。
このように、創造支援技術研究所のシステム開発アプローチは、人の日常活動の中で生まれ蓄積された情報を極力そのまま源泉情報として用いることを原則としています。


3.人の情報認知特性を活用したシステムを開発します。

2.の原則に加え、情報利用者の視点を考慮した情報抽出方法を用い、源泉情報から抽出した情報を、人が持つ「メンタルモデル」に沿った方法で表現し提供するなど、人の認知特性を生かすことで創造的活動で重要な「気づき」や「発想」の促進を支援する創造支援システムを開発することを基本方針としています。

創造支援技術研究所のシステム開発におけるメンタルモデル活用の重要ポイント
1)情報の視覚化(Visualize)
2)人とシステムとのインタラクション(HAI : Human-Agent Interaction)
3)ゲーム感覚のシステム操作(Gamification)

なお、創造支援システムについてのページでは、創造支援システムを構成する要素システムとして現在開発中の「連想支援システム」を例に、上記3点のポイントを具体的実装した内容を紹介しています。

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