■分析型連想支援システム「ABASUS」デモシステムの公開
このたび、分析型連想支援システム「ABASUS」を公開しました。
当初の計画より約2年遅れての公開です。
公開が遅れた理由としては、システムの核となる「文書データベース」の構築に関連した設計の全面見直しがあります。
開発に着手した当初は、全く心配していなかった「分析結果(視覚化した情報)に対する操作などのインタラクティブアクセス」のレスポンスや、システムのポータビリティ(移植性)について、開発を進めるうちに問題があることがわかり、これらを解決するには根本からの設計変更や使用するソフトウェアツールの変更が必要となったことが全面見直しの原因です。
とは言え、今回全面見直しを行ったことで、開発したシステムのポータビリティの問題はクリアされ、本システムを稼働させるためのサーバーOSはWindowsでもLinuxでも、いずれでも運用できるものとなりました。(ただし、システムを利用するユーザーのブラウザがChromeまたはChromiumという制約は残っていますが….)
また、分析結果の描画(視覚化)や、ユーザーの操作に応じて描画情報を変化させる機能についても、比較的非力なユーザーPCであっても、大きな待ち時間を発生させずに利用できることが確認できました。
まだまだ、改良すべき点や、追加する機能などがございますが、まずは現段階で完成している部分について皆様にご利用いただき、ご意見をいただきたく思い、公開することとしました。
現時点でも、動作の不具合をはじめ改善が必要なところがあると思います。
そのような点にお気づきの際は、遠慮なく、ご連絡いただけましたら幸です。
(「お問い合わせコーナー」からでも、「lab-master@i-vil.jp」宛メールでも構いません。)
どうぞ皆様、一度ご利用いただき、御意見等いただきたく、よろしくお願い致します。